「牛乳飲めない」って人、意外と多いと思います。
牛乳を飲むとお腹が痛くなる人や、アトピーが酷くなる人はもちろん、単純に味が嫌いという人などなど…
ただ、ハンバーグやホットケーキなどいろいろな料理に使うので、代わりのものがないと困ることも多いですよね。
そんな人におすすめなのが、植物性ミルク。
最近では牛乳が飲めない人のために、いろいろなミルクが販売されていますよね。
植物性ミルクをいろいろと飲んでみたので、比較してみた感想をご紹介します!
牛乳が飲めない人って結構いる
牛乳が飲めない・飲みたくないという人、結構いませんか。
- 牛乳を飲むとお腹が痛くなる・ゴロゴロする(乳糖不耐)
- アレルギー症状が出る
- ヴィーガン
- 味が嫌い
アレルギーは子どもにも多いみたいで、「あの子はDairy Freeだから、牛乳あげないでね」というのもよく耳にします(Dairy Free:乳製品なし)。
そんな諸事情で牛乳を飲めないという人がいる一方、単純に味が嫌いという人もそこそこいるんじゃないでしょうか。
実は、わたしも牛乳は苦手です。
子どもの頃は白ご飯を食べている時に牛乳も飲めていたんですが…大人になってから、あの味が好きじゃなくなってしまった。
でも牛乳の使用頻度って多い

ただ、牛乳の使用頻度って意外と多いですよね。
- シリアルに入れて
- コーヒーやココア、プロテインなどドリンクと混ぜて
- ハンバーグなど料理を作る時に
- ホットケーキやマフィンなどおかし作りに
わたしみたいな好き嫌いの人はともかく、アレルギー・乳糖不耐などの症状を持つ人は、料理作る時も結構大変そう。
そんな人におすすめなのが、植物性ミルク!常備しておくといいと思います。
植物性ミルクは牛乳の代わりになる
植物性ミルクは、「牛乳っぽい」植物からつくられたミルク。牛乳の代わりになる「代替ミルク」には、動物性のものも含めて次のようなものがあります。
- 豆乳(大豆)
- ココナッツミルク
- アーモンドミルク
- オートミルク
- ライスミルク
- ゴートミルク(ヤギ)
- キャメルミルク(ラクダ)
※緑字は植物性
上に挙げたのは一例で、まだ他にも代替ミルクはたくさんあります。
植物性ミルクのメリット
- 乳糖不耐・アレルギーの人でも飲める
- 牛乳と同様、たんぱく質を豊富に含んでいる
- 牛乳の味が嫌いな人でも飲める
- ヴィーガンの人でも飲める
植物性ミルクは牛乳と同じような乳白色なんですが、味はそれぞれまったく異なります。自分の好きな味を見つけられれば、牛乳の代わりに使えるのは嬉しいですよね。
植物性ミルクは環境にも優しい
牛乳=牛のミルクを製品にするためには、牛を育てなければいけません。その結果、植物性ミルクよりも多くCO2を排出し、水や土地を使うことになるそうです。

Climate change: Which vegan milk is best?(BBC)
環境のために牛のミルクは飲まないべき!というわけではありませんが、こういう側面があることを知っておくのも大切だと思います。
植物性ミルクのデメリット
- 値段が高め
- 味が美味しくないものもある
- カルシウム源になりにくい
ただ、植物性ミルクは牛乳よりも値段が高くなりがちです。さらに、味が全然美味しくないものもあるので、そこら辺はいろいろと飲み比べて、好みのものを見つければいいんじゃないかなあと思います。
数種類の植物性ミルクを飲み比べてみたよ!
わたしも牛乳はできることなら飲みたくないので(わがままですみません)、牛乳の代わりになる植物性ミルクを数種類飲み比べしてみました!
①豆乳
まずは代替ミルクとして1番メジャーであろう、豆乳。カフェやスタバでソイラテも購入できるし、飲んでいる人も多いんじゃないでしょうか。
- 牛乳と同じようにコク・まろやかさがある
- ほんのり甘みがある
- 匂いはない
- 色はちょっとクリーム色に近い
飲みなれているからだと思うのですが、1番飲みやすいと感じました。値段もお手頃なので、牛乳の代替品として使うには1番手っ取り早いんじゃないかな?と思います。
②アーモンドミルク
代替ミルクの中では豆乳の次に有名かな?というのが、アーモンドミルク。最近ではスーパーでも簡単に手に入ると思います。
- 飲んだ瞬間、口の中にアーモンドの風味が広がる
- 甘みはないので、飲んでちょっと物足りない感じも
- コクはあまりなく、飲み心地は水に近い感じ

アーモンドの風味は広がるんですが…、なんだろう、煎ったものではなく、生のアーモンドみたいな。クセがないので、飲みやすいです。
ただ、甘みもコクもないので、飲む人によっては物足りないのかもしれません。
③ライスミルク
お米からもミルクができるなんて!とびっくりしたのですが、豆やアーモンドもありならお米もありですよね。
100mlあたりの成分は次の通り。カロリーは高めですが、低GIかつ栄養も豊富です。
エネルギー | たんぱく質 | カルシウム | |
ライスミルク※4 | 113kcal | 1.36g | ー |
牛乳 | 67kcal | 3.3g | 110mg |
- 飲んだ中で最もあっさりした飲み心地で、コクとまろやかさはない
- ↑よく言えば「あっさり」ですが、「薄い」といったほうが正解かも
- 独特の甘さで、好き嫌いがわかれそう
わたしはあまり好きではありませんでした…。水のようにシャバシャバとしている割に、口に残る甘みがあり、そのギャップが苦手です。
④オートミルク
オーツ麦からつくられたミルク。
- 飲んだ感じはライスミルクに近い
- あっさり、でも独特の甘さ
- ライスミルクよりは水っぽさが少ない

ライスミルクと似ている…ということで、わたしはあまり好きではありませんでした。でもオートミルクのほうが水っぽさが少ないので、飲みやすく牛乳に近い気がします。
1番美味しかったのはやっぱり豆乳
- 美味しさ:豆乳>アーモンドミルク>>オートミルク>ライスミルク
- 風味:アーモンドミルク>豆乳>オートミルク=ライスミルク
- コク・まろやかさ:豆乳>アーモンドミルク>>オートミルク>ライスミルク
- 甘み:ライスミルク=オートミルク>豆乳>アーモンドミルク
私のおすすめは、豆乳>アーモンドミルク>オートミルク>ライスミルクの順です!やっぱり飲みなれている豆乳が1番かな。
▽牛乳嫌いなら飲まなきゃいいじゃん!って思われそうですが、朝はシリアルなので。。。豆乳でオートミールを作って食べています。
まだまだこんな植物性ミルクがあるよ
豆乳やアーモンドミルクは日本の有名メーカーも販売していますが、植物性ミルクは他にもいろいろ。
- ピーミルク(えんどう豆)
- ピーナッツミルク
- ココナッツミルク
- くるみミルク
なかなか手に入らないものもありますが、代替ミルクが人気になるにつれてもっと市場に出回るんじゃないかな?
植物性ミルクの注意点
牛乳が飲めない人(飲みたくない人)にとってはありがたい存在の植物性ミルクですが、注意したい点もいくつかあります。
甘味料が加えられていることが多い
植物性ミルクでは甘みを加えるため、糖分が原材料に入っていることが多いです。
そのため、あまりたくさん飲みすぎるのはよくないですよね。豆乳も「焼き芋味」とか「抹茶味」とかのドリンクがありますが、あれは飲みすぎないほうがよさそう。
カルシウムの摂取は難しい
牛乳のメリットの1つが「効率的にカルシウムを摂れる」ことだと思うのですが、植物性ミルクにはカルシウムがあまり含まれていません。
そのため、カルシウムを摂りたい方は違う食べ物やサプリメントなどで摂取する必要があります。
植物性ミルクは牛乳が飲めない人におすすめです
「牛乳は飲むべきか飲まないべきか」という論争って事あるごとに出ると思うんですが、わたしは飲みたきゃ飲めばいいし、飲みたくなければ飲まなくていいと思います。
子供の場合、もちろん好き嫌いはないのがベストですが、どうしても食べられない・飲めないものってありますよね。それを強制して、飲め!飲め!というのは、トラウマになる気が…。
なぜチーズが嫌いと言ってもそんなに文句は言われないのに、牛乳が嫌いだという子供には「好き嫌いしちゃダメよ!」という大人がいるんだろう。と牛乳嫌いの大人が偉そうに言ってみる。
ただ、確かに牛乳は栄養豊富なので、飲めない場合はそれ以外できちんと栄養を補給することが大切だと思います。
牛乳が飲めない人は是非豆乳やアーモンドミルクなど植物性ミルクも使ってみてくださいね。
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