「ラオス料理」と聞いてピンとくる人ってあまりいないはず。一体どんなものか想像もできないですよね。

日本にラオス料理屋ってないもんね。
でも、実はタイ料理と並ぶ(とわたしが勝手に思っている)くらいラオ料理は美味しいんです!ラオスに旅行することがあったら絶対食べたい、美味しいラオ料理をご紹介します!
ラオス料理はなぜ美味しいの?
前も少し書いたんですが、ラオスの食事は本当に美味しいです。なんでだろう?って考えたんですが、その理由は次の2つなんじゃないかな。
- 元々のイメージが薄く、期待値が低い。
タイ料理なんかは「本場で食べるのが楽しみ!」って無駄に期待値を上げてません?ラオス料理はメジャーじゃないから、期待値も低く「思ったより美味しい!」と感じやすい。 - 日本人の舌に合う。
あまり辛くなく、パクチーもそんなに効いていないので、日本人の口に合う気がする。
ごちゃごちゃ言っててもしょうがないので、おすすめのラオス料理をご紹介します。
まずはこれを食べておけ!定番ラオス料理おすすめ6つ
ラオス料理といえば名前が挙がる定番グルメから!
①カオチー(ラオス風バゲットサンドイッチ)

これはチキンの大サイズ!かなりのボリュームです。
ラオスはフランスに統治されていた歴史を持つため、カオチーと呼ばれるバゲットを使ったサンドイッチが国民食になっています。

ベトナムのバインミーみたいな感じ。
屋台やカフェの店先で売っていて、とにかく安い!安いものだと15000キープ(180円)くらい。ボリュームもすごくて、バゲットに具がたっぷりでお腹いっぱいになります。
②ラープ

光の加減で美味しくなさそうに見えてしまう。。。左の料理はパパイヤサラダ。
ラープはタイでもありますが、ラオスのラープはひき肉を使っていない!そして味付けがあっさり。私はラオスのラープのほうが好きでした。
③カオニャオ
ラオス料理で欠かせないのがカオニャオ!いわゆるもち米のことで、ラオスではもち米が毎日の食卓に並ぶそうです。
勝手な想像だけど、ラオスは林業・農業中心の国で力仕事に従事している人が多いので、もち米だとがっつりエネルギーチャージできるのかなあと思います。
カオニャオはこの写真見たいな竹かごの容器に入っていることが多いです。この容器が可愛くて、買おうかなと迷ったくらい。「何に使うの!?」と聞かれて目が覚めました。
ラープや後述するソーセージと一緒に食べると激ウマです。
おすすめのレストラン『Ban Lao Beer Garden』
このお店はナイトマーケットからも程遠く、外国人観光客で賑わっていました。衛生面でも安心できそうです。
④チムチュムのラオススタイル(鍋料理)
正確になんという名前かわからなかったのですが…鍋です、はい。ラオスで鍋?って思うかもしれませんが、実は結構メジャー料理なんです。
ビエンチャンに隣接するタイ東北部イサーン地方では「チムチュム」という鍋料理が有名で、鍋のビジュアルから具の感じまでどことなく似ています。

チムチュムはドラマ「孤独のグルメSeason8」で取り上げられていました!ラオス鍋と風貌が似てる〜
この独特な鍋にスープが入っていて、自分の好きな具を頼みます。
写真に載っている具+さらに4〜5品頼んで、2人で60000キープ(720円)くらい。激安でおなかいっぱい食べられるのが嬉しい。
チムチュムは食べたことないからわからないけど、このラオス鍋はタレがとにかく美味しい!スープは薄味だけど、タレが濃いめでピーナッツが入っているのかな?食感もいいです。
⑤カオソーイ&カオピアックセン
麺料理も侮れないラオス。カオソーイはラオス北部で食べられる麺料理。同じ名前の料理がタイ・チェンマイでも食べられますが、まったくの別物です。
見た目「担々麺?」と思ってしまう真っ赤なビジュアルで、辛いのかな…と思いきや、全然辛くない!チェンマイのカオソーイよりもあっさりしていて、わたしはこちらのほうが好きです。
カオピアックセンはもちもちした、うどんみたいな麺です。鶏肉のお出汁が効いていて、優しい味。

うどん好きな日本人は好きなはず。
どちらもトッピング用に香草がついてきますが、嫌なら入れなくても大丈夫。

パクチー大好きな私はたっぷり入れて大満足でした。
このお店はルアンパバーン中心部と川を隔てた村にあって、地元民向けっぽいところでした。

お店のおばさんも優しくて、2日続けて通ってしまった。Google Mapにも載っていませんがおすすめです!
カオソーイが美味しい食堂への行き方(名前不明)
Google Mapで探してもでてこないこちらのお店、少し中心部(緑の丸部分)からは遠め。
竹橋(青)を渡ってまっすぐ行くと、左手にピザ屋さんがあります。そこをもう少し進んだピンクの丸のあたりがお店です。
お店の名前もわかりませんが、外にはこの看板が出ているので、目印にしてみてください。ちなみに夕方6時頃に行っていたらしまっていたので、ランチで行くのがおすすめ。
⑥ラオソーセージ

左はメコン川でとれた魚。
写真右側のラオソーセージ。これが東南アジアの旅行中1番と言ってもいいくらい美味しかった!
甘めの味付けで、カオニャオとの相性も抜群。私はルアンパバーンのナイトマーケットで食べました。

ラオソーセージを食べるためだけに、またラオスに行きたい!
一緒に食べたメコン川で獲れた魚も美味しかったけど…ラオソーセージがダントツの美味しさだった。
飲み物はビール一択!ラオス料理のお供にぴったりな「ビアラオ」
さて、写真を見ていただいてあることに気づいたでしょうか?

ちょくちょく黄金の液体が写ってるよね。
そう、ラオスではビールがとにかく美味しかったんです!絶対におすすめはラオスのビール、ビアラオ。

ラオス国内でのシェア99%らしい。。。
暑いラオスの気候によく合う、ライトな喉越しが最高!気がついたらごくごくいけちゃいます。

グラスがペプシなところが、またなんとも。
そんなビアラオのローカルな飲み方は、グラスに氷を入れてそこにビールを注いで飲むこと!ビールに氷?とびっくりしたのですが、これがラオスの暑い気候によく合うんです。
もちろんビアラオはお酒が大好きな外国人たちにも大人気で、夜ご飯を食べに行くとどのテーブルでもみんなビアラオを飲んでます。

普段ビールをあまり飲まないわたしたちもほぼ毎晩飲んでました!
ある日行った食堂で盛り上がってた欧米人のおじちゃんが、勝手知ったるな雰囲気で店の隅の冷凍庫に氷を取りに行ってたのには笑ってしまった。よくわかってるなあ。
ビアラオ人気はお土産にも反映されていて、ラオスではビアラオTシャツを着ている旅人たちをよく見かけました。
ご多分に漏れず私たちもビアラオが好きになりすぎて、マグネットを買ってしまう始末。
しまいにはタイやベトナムのスーパーでも「ビアラオどこ?」と探してました。それくらいビアラオの美味しさは衝撃的。
ラオスに行ったら絶対に飲んでください。虜になっちゃうから。
他にもまだあるよ!ラオスの美味しい食事
おすすめをざっくり書いてきましたが、他にも色々な美味しいものが。
ビエンチャンのナイトマーケットで見かけたイカ焼きとか、

周りは煙がすごい!
ルアンパバーンのナイトマーケットで食べたパパイヤサラダとか、

トマトがゴロッと入っていて美味♡
フランチャイズのJomaコーヒーで飲んだラオスコーヒーとか、

甘いコーヒーが熱い日差しにはよく合う。
ホテルの朝ごはんも美味しかった。

ビエンチャンの朝ごはん。朝からパスタ、結構がっつりめです。

こちらはルアンパバーン。毎日メニューの中からメインが選べるのがよかった!
本当に美味しいものばかりで、東南アジア旅行の中で1番食べ物を楽しんだ国だったかも。個人的にはタイよりもラオス料理にはまってしまいました。
衛生面は?値段は?ラオスでの食事のあれこれ
ラオス料理の美味しさはともかく、衛生面や値段も不安ですよね。
衛生面が不安な人はレストランを利用しても
カオピアックの大衆食堂やナイトマーケットを普通に利用していましたが、お腹が痛くなったことは1度もありませんでした。
ただ、汚すぎるところはもちろん避けて、あとカオチーなどの屋台は朝に下準備した具材を夜まで保管しているので、そういう料理は夜食べないようにしていました。
とは言え、お腹が弱い人はレストランなどを上手に使うほうがいいかもしれませんね。
値段はタイと比べても安くない!
ラオスの物価はタイよりも低いイメージですが、外食費はそれほど安くないかも。ご飯系やヌードル系は15000キープ(180円)くらいでしょうか。
夕食はついついラオビアを頼んでしまうので、ビールも入れると2人で50000〜60000キープ(600〜720円)くらい。
そうは言っても日本円で考えると安いので、ラオスに行くことがあったらたくさん食べるべきだと思います!日本ではラオス料理をなかなか食べられないので。
以上、ラオスの食事レポートでした。思い出しただけでよだれが…。ラオスに行ったら是非食べてみてくださいね。
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■隣接しているためか、ラオス料理はタイ料理とやっぱり似ています。でもタイ料理のほうが辛いかな。タイではもちろんタイ料理を満喫しました。

■ビエンチャン・ルアンパバーンの観光についてはこちらの記事をご覧ください。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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