【国際結婚】結婚式をしなかった理由と、式をしなくてよかったこと・後悔したこと

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国際結婚を考えている人にとって、結婚式は悩みどころだと思います。どこで結婚式を挙げるのか?ゲストはどれくらい呼ぶのか?など、日本人同士の結婚式とは異なる点もあります。

わたしも国際結婚組ですが、あえて「結婚式を挙げない」ことにしました。結婚式をしない理由・よかった点・親の反応などをご紹介します。

国際結婚の結婚式、どこでやる?を実例から考えてみた

わたしの周りでも何組か国際結婚しているんですが、みんなの結婚式事情はこんな感じ。

夫はA国人・妻は日本人です。日本に住んでいるので、日本でメインの結婚式をおこないました。その後、A国で親族のみの結婚式もおこないました。

ダントツで多いのが、「結婚式を2度する」というカップル。どちらかの国に住んでいるので、在住国でメインのものを、もう1つは夫(または妻)の国でこじんまりと、というのが多いようです。

夫はB国人・妻は日本人で、B国に住んでいます。結婚式はB国でのみ挙げました。妻側は両親兄弟と数人の友人を呼びました。

あとは、「在住国のみで結婚式をする」のも多かったです。大抵夫婦どちらかの国に住んでいるので、住んでいる国でやるというのが多いみたいです。

夫はC国人・妻はD国人で、E国に住んでいます。結婚式はE国でごく小規模におこない、互いの両親兄弟を国から呼びました。

こちらは夫婦どちらの国でもない、第3国に暮らしている国際結婚カップル。やはり、今住んでいる国で結婚式をおこなっています。

どんなケースでも、「今住んでいる国で式を挙げる」という人が多かったです。

そんな中、私たち夫婦は国籍が違う+第3国に住んでいるという厄介なケースなんですが、あえて「結婚式を挙げない」というオプションを選びました。

国際結婚で結婚式を挙げなかった理由3つ

国際結婚のわたしたちが結婚式をおこなわなかった理由は次の3つです。

①お互いのゲストを呼ぶのが困難

わたしの親族・友人は日本、夫の親族・友人は彼の母国、2人の共通の友人はオーストラリアとニュージーランド(昔2人ともAUSに住んでた)。

4カ国にまたがったゲストを集めて結婚式をしようなんて、想像しただけで大変です。

国際結婚の中でもカップルどちらかの国に住んでいる(渡航するのは片方の親族・友人のみ)という場合なら、なんとかなりそうですけどね。

②精神的・経済的な負担が大きい

仮に日本で結婚式をするとしたら、他3国からゲストを呼ぶ・来てくれる人のフライト・ホテルのこと・自分たちが日本に帰国した時の手配・ニュージーランドにいながら日本の結婚式場などとの連絡…そういうのを考えるだけで頭が痛くなってきます。

もちろん経済的な負担も大きいですしね。「1日(むしろ半日)のために、何百万円もお金かけるなんて…」と思ってしまうわたしは、結婚式をしなくて正解だったと思います。

③結婚式に大して魅力を感じなかった

多分これが1番大きな理由。わたしも夫も、結婚式をしたい!とまったく思わなかったんです。憧れがまったくなかったというか。

ウエディングドレスを着て、綺麗な格好をすることには憧れていましたが、それならフォトウェディングでいいよね?ということになり。

逆に、結婚式で親族・友人の眼の前で、ケーキ入刀・指輪交換・両親への手紙・入場退場・サプライズ・誓いの言葉・2人の出会いの映像、そういうの全然興味がなかった。ひねくれててごめんなさい。

「結婚式やりたい!」という意志があれば、①や②のようなハードルがあってもやってたとは思うんですけどね。そもそもの興味がなかったので、頑張ろうというモチベーションもわきませんでした。

結婚式はしないけど…代わりにしたこと3つ

結婚式は挙げなかったですが、だからといって何もしなかったわけではありません。それなりにお祝いして、とても満足しました。

①フォトウエディングを数カ所でおこなう

結婚式・披露宴には興味がないですが、ウエディング衣装を着ることには興味があったので、数カ所でフォトウエディングをおこないました。

  • ニュージーランド(洋装)
  • オーストラリア(洋装)
  • 日本(和装)
ウエディングフォト 海外

撮った写真はアルバムにして、両親にもプレゼントしました。

ゆかりのある土地で記念の写真を撮るのは記念になるので、おこなってよかったなあと思っています。

②役所での簡単なセレモニー

ニュージーランドでは婚姻届の代わりに、役所で結婚証明書をもらいます。その証明書をもらう時、役所で簡単なセレモニーを受けなければいけないんですが、わたしたちはそれが「結婚式」代わりだったなと感じています。

セレモニーは10分くらいで、誓いの言葉・署名があります。簡単ではありますが、きちんと形式張ったものだったので、結婚式をやらなくても「結婚したなあ」という実感が得られてよかったです。

③友人たちと簡単な食事会

ニュージーランドの友人たちとは結婚報告も兼ねて、簡単な食事会を開催しました。

大人数集めるのではなく、少人数のを何人か。時には家に招いて、時にはカフェで、時にはBBQで。

カジュアルな感じでみんなに祝ってもらえてよかったです。

結婚式しないと言った時の家族の反応は?

家庭によるとは思うのですが、結婚式は「自分のため」だけではなく「家族のため」という一面もあると思います。

そのため、「結婚式をしない」という決定に心苦く思う親御さんもいるかもしれません。我が家の場合はこんな感じでした。

わたしの親の場合(日本人)

我が家の場合は「結婚する当人がそれでいいならいいよ」というスタンスだったので、特に何も言われませんでした。

逆に、うちは親戚づきあいが疎遠なので、もしわたしが盛大な結婚式をして親族を呼ばなければいけなかったら…と心配していたので、少し安心したみたいです。

でも、フォトウエディングの写真を見せたら、「本物が見たかった〜!」と言われたので、写真を撮る時に一緒に来てもらうとか、そのくらいの配慮はすればよかったかな?と思いました。

夫の親の場合(外国人)

外国人、特にアジア系(勝手なイメージですが…)は、親の面子・儀を重視する傾向から「結婚式をしないなんてありえない!」というのが多い気がします。

自分のためというより、親のためという感じですかね。

幸い夫のご両親もそういうのを全く気にしない+飛行機嫌いな人たちだったので、結婚式をしないことについては何も言われませんでした。

両親と意見が違う場合はどうする?

中には、「わたしたちがお金を出すから、結婚式は絶対して!」というご両親もいるようです。

NZ在住の韓国人の友人は、「絶対に韓国で式をしろ!」と親がお金を出してくれたそうですが、ほぼ親がオーガナイズした結婚式で(自分はNZにいるから、韓国にいる両親にほぼ任せていた)、あまり楽しめずただただ疲れて終わったと言っていました。

なので、結婚式を挙げるか挙げないかを両家の両親と話し合うのは、とても大切だと思いました。特に相手の親と意見が食い違う場合、言葉の問題などもあるので、旦那さんが一緒に話し合ってくれることは欠かせないと思います。

結婚式をしなくてよかったこと・後悔したこと

国際結婚だから…というのではありませんが、結婚式をしなくてよかったこと・逆に後悔したことを考えてみました。

よかったことはやっぱり「お金」!新生活に余裕ができた

当たり前ですが、結婚式をしないので金銭的に余裕がありました。「結婚式するくらいなら、新婚旅行にお金をかけたいよね」と話していたので、余裕を持って新婚旅行ができたのがよかったです。

後悔は特になし。敢えて言うなら両親に花嫁姿を見せてあげたかった

後悔は特にないし、また結婚式やる?と聞かれてもNOと言うと思うんですが…。

前述の通り、フォトウエディングの写真を両親にプレゼントしたら「本物が見たかった〜!」と言われたので、両親も招待してフォトウエディングをやればよかったかな?とは思います。

今度は日本で写真を撮るか?もう新婚でもないから今更って感じだけど…

国際結婚でも結婚式なしはあり!結局は当人の意思だよね

「なし婚」なんて言葉もあるくらいなので、結婚式をしないという選択肢も1つになってきています。それは国際結婚でも同じで、したかったらすればいいし、したくなかったらしなくていいと思うんです。

しなかった派からしてみると、特別後悔することもないし、それで夫婦仲が悪くなるなんてこともないです。

ただ、結婚式は自分たちだけではなく家族のため・両親のためというのもあると思うので、事前に両親と話し合っておくことをおすすめします!

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ひつじ日和

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