旅行をする上で欠かせないのが、スーツケース。でも普段の生活ではあまり必要ない。むしろクローゼットの中で場所をとってちょっと邪魔ですよね。
小さいクローゼットの中で、少しでも省スペースで収納できるようなスーツケースを探している方におすすめなのが、無印良品の「半分の厚みで収納できるソフトキャリー」。
省スペース化はもちろん、使い心地がとにかくいいので、おすすめなんです!
スーツケースを買わなきゃいけないけど、何にしようかな…という方向けに、この記事では、無印良品の「半分の厚みで収納できるソフトキャリー」の使用感をご紹介したいと思います!
無印良品「半分の厚みで収納できるソフトキャリー」Lサイズ
わたしが購入したのが、無印良品の「たたんでしまえる、ソフトキャリー(Lサイズ)」です。
スペックは次の通り。
XLサイズ | Lサイズ(5〜6日用) | Sサイズ(2〜3日用) | |
容量 | 81L | 63L | 36L |
重さ | 約4.8kg | 約3.8kg | 約3.2kg |
サイズ | 約72×50×27cm | 約67.5×44×26cm | 約54×36.5×24cm |
価格 | 17,900円 | 12,900円 | 9,900円 |
色は、黒・グレー・ネイビーの3色展開。わたしは香港に訪れた際、店舗で購入しました。
ネットで買っても送料無料!
ちなみに無印のオンラインストアで購入しても送料は無料。
買ったスーツケースを持ち帰る手間を考えると、ネットで購入したほうが便利かもしれないですね。
スーツケースの中
スーツケースの中はこんな感じ。ふたの後ろ側にメッシュのしきりがついています。
無駄のないデザインで、ものがたっぷり入ります。5〜6日程度の旅行が目安とありますが、荷物少なめの人だとかなりあまっちゃうんじゃないかな。
わたしは2ヶ月間の旅行の荷物を全てこれにつめられました。ちなみに夫と共有だったので2人分。2人も荷物が少ないからかな。
無印良品のソフトキャリーは海外旅行にも便利!よかったポイント4つ
わたしはこのソフトキャリーを2ヶ月間の東南アジア旅行で使用しました。
2ヶ月の長期旅行だからバックパックのほうが便利かな…と思いつつ、結果的にこのスーツケースを持って行って良かったなあと感じました。その理由は次の4つ!
①コロコロが静か
スーツケースって、コロコロ(車輪)がイマイチだとガラガラゴロゴロ音がしますよね。特にガタガタの舗装が悪い道を歩く時はうるさい。
でも、このスーツケースはとにかく静かだった。それもそのはず、無印のスーツケースは「静音キャスター」を採用しています。
東南アジアの道が悪いところでも静かだったので、大抵の道は大丈夫なんじゃないかな。もちろん360度どこでも方向回転できるようになっているので、動かしやすさも◎です。
②そしてコロコロが丈夫
個人的にはこれが1番嬉しいポイント。コロコロがとにかく丈夫なんです。
東南アジアでバックパッカーが多い理由は、「道が悪いのでスーツケースは壊れやすいから」。その「壊れやすい」のは、コロコロ(車輪)なんですよね。
でも、この無印のスーツケースは、2ヶ月間悪路を引きずり回った後でもこんなに綺麗な状態のまま!

むしろ上のほうが削れている…。
実は購入した時、「車輪だめになっちゃうかもな…」と覚悟していたんですが、嬉しい誤算でした。
スーツケース自体も丈夫!
付属の紙には、このスーツケースが数々の耐久性テストを乗り越えてきたことが書かれていました。
落下させたり回転させたり、かなり雑に扱っても大丈夫だということが証明されています。
③乗り物の中でも安定性があり、転がっていかない
動かしやすいけど、動いてほしくない時はちゃんと止まってくれるのも高ポイント。
空港への移動など路線バスを使うこともあったのですが、がくんがくんとバスが動く中でもしっかりと止まっていてくれます。
以前使っていたスーツケースはバスの中で体ごとよろけていましたが、無印のスーツケースにはそれがない!
ただでさえ疲れる移動中、スーツケースが安定しているのは地味に嬉しかったです。
④表面に傷がつきにくく、掃除しやすい
東南アジア旅行者がバックパックを選ぶ理由のもう1つが、「スーツケースだとすぐ傷つく」というのがあると思うんですが、このスーツケースは違う。
実際、ハードキャリーだとすぐに表面に傷がついてしまいます。でも、無印のソフトキャリーは傷がつきにくいです。
以前、東南アジアを旅行中タイーラオスをバスで移動したんですが、乗務員がわたしのスーツケースを未舗装の土の道にドンと横に置き、「やられた…」と絶望したのですが、拭き取ったらしっかり綺麗になりました!
旅行が終わった今も、傷もシミもないありません。
2ヶ月間劣悪な環境を引きずり回したにもかかわらず、このスーツケースは壊れることもなく、大きな傷がつくこともなく、わたしの旅行を支えてくれました。
海外旅行でもソフトキャリーは安心で便利
海外旅行にソフトキャリーって危なくない?という人も多いかもしれません。実際、多くの人がハードキャリーで海外に行くと思います。
でも、それは日本人だけ。もちろん外国人旅行者でハードを持っている人もいますが、ソフトを持っている人も多い。ここまでハードキャリー率が多いのは、世界中で日本だけだと思います。
そのため、逆にハードキャリーのほうが危ないと思う。「わたしは日本人です!」と言っているようなもので、「いいカモが来た」と悪い奴らにバレちゃうからです。
事実、スカーフやベルトを巻いたスーツケースの集団を見ると、すぐに日本人だとわかります。

こういう感じのやつです。
ソフトキャリーは布なのでモノが盗られると思う人も多いかもしれませんが、実はそんなに変わらないと思います。むしろ利便性を考えるとハードよりソフトのほうがいいと思う。
無印のソフトキャリーは丈夫で傷がつきにくく、とにかく機能性に優れているので、海外旅行にも安心して持っていけると思います。
サムソナイト・デルセーと比較しても満足度が高い!
無印のソフトキャリーを購入してよかったな〜と思うのは、以前使用していたソフトキャリーと比べても機能性が高いから。
前使っていたサムソナイト・デルセーと比べてみました。
丈夫さ | 値段 | 重さ | |
無印 | ◎ | ◎(63Lで12,900円) | ◎ |
サムソナイト | ◯(10年で1回底が割れて修理した) | ◯(60Lで15,120円) | ◎ |
デルセー | △(数回の使用でコロコロが割れた) | ◯(69Lで25,298円) | △(1泊2日用のミニサイズも重かった) |
重さは、わたしが使用したものを比較しています。多分最新のものはより軽量化されていると思う。
ということで、海外の高級ブランドのものより無印がいいと感じました!もちろんサムソナイトやデルセーのロゴはカッコイイけど、機能性とコスパでいったら無印の満足度が高かったです。
無印「半分の厚みで収納できるソフトキャリー」のイマイチだと感じた点
手放しで褒めてますが、「ここが改善されればもっといいなあ」と感じた点も。
①スーツケースの中がデコボコしている
スーツケースに荷物を詰めようとすると、骨組みの面がボコボコしているのがちょっと気になります。
平べったくて大きいもの、例えば綺麗に畳んだ服とか、旅先で買った絵とか、重要な書類とか、そういうのを詰めようとするとくしゃっとなってしまいそう。
そのデコボコ部分を上手に使って荷造りする必要があります。まあ、バックパックに比べたらくしゃくしゃになる確率は断然少ないんですけどね。
②サイドに持ち手がない
大きいスーツケースだと、持ち上げる時にサイドの取っ手があると便利ですよね。このスーツケースはそれがありません。
タクシーのトランクに入れる時など、高く持ち上げなければいけない時は大変かもしれません。
評判通りのコスパの高さ!丈夫で使いやすいのでおすすめ
気になる点はありましたが、総合的には無印ソフトキャリーは「超オススメ」です!機会があったら小旅行用のミニサイズもほしいくらい。特におすすめなポイントは次の3つ。
- コスパ最強
- たっぷり入る
- コロコロが丈夫
- ストッパー機能が優秀
機能性が高くて丈夫なのに、値段も他のブランドスーツケースと比べて高くないのでコスパよし。スーツケース購入を考えている人にはおすすめです。
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▼無印と同じくらいおすすめなのがリモワ。今ではリニューアルしたけど、わたしはリニューアル前のサルサエアーも愛用しています。とにかく軽い!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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