オーストラリアコスメとして最近注目されているポーポークリーム。やけどに虫刺され、さらにはニキビとその効能は万能なんです。
ベタベタした肌触りにちょっとびっくりするかもしれないけど、その効果は間違いありません!この記事では、ポーポークリーム2製品の比較・効能・使い方についてご紹介します。
ポーポークリームの効能!万能でいろいろな使い方ができる
個人的にポーポークリームは「オーストラリアの天然オロナインH軟膏」というのがしっくりきます。とにかく万能にいろいろな症状に効果あり。
- 軽症のやけど
- ニキビ・ニキビ跡
- 切り傷
- 虫刺され
- おむつかぶれ
ポーポーというのはパパイヤ(Pawpaw)のこと。パパイヤは近年栄養価が高い果物として注目されていますが、食べても塗っても効能があるということですね。
パパイヤには100g中50mgものビタミンCが含まれています。これはレモン果汁とほぼ同じ量です。ビタミンCは特に女性にとって関心が高い美肌を保つためのコラーゲンの生成に欠かせない栄養素でもあります。また、老化やがんの原因とも言われている活性酸素を自らが酸化される事で身体を酸化から守る働きがあります。
ポーポークリームの種類と使用感の比較
ポーポークリームは、要は「パパイヤの成分を配合したクリーム」のことなので、いろいろな製造元が販売しており値段もピンキリ。
わたしは今まで2種類使ってみました。
①【おすすめ!】Lucas’ Pawpaw Ointment
多分1番有名で、「ポーポークリームと言ったらこれ!」というのが、Lucas’ Pawpaw Ointment。
オーストラリアで100年以上昔からポーポークリームを製造している老舗中の老舗。AUS・NZでは、薬局からスーパーまであらゆるところで販売されています。
原材料はパパイヤ・ワセリンワックス・防腐剤・香料のみと、数あるポーポークリームの中でもシンプル。塗った感じの特徴は次のような感じです。
- 匂いがない
- テキスチャは若干固め
- ベタベタするが次第に肌になじむ
使い心地がいいので、個人的にはこちらがおすすめ。
持ち運びに便利なチューブタイプ(25g)と常備にぴったりなボトルタイプ(75g)があり、それぞれNZ$10(約730円)・NZ$23(約1670円)くらい。あとは唇用の軟膏(リップクリーム?)もあります。
他のポーポークリームと比べると少しお高めですが、それも納得の使い心地!ちょっと高くても、ポーポークリームならLucas’ Ointmentがおすすめです。
▼英語ですが、公式サイトには原材料や効能などについて詳しく書かれています。
②Real Paw Paw
Real Paw PawはLucas’と同じく真っ赤なチューブ。ただ、ロゴに色あざやかなパパイヤが描かれているので、Lucas’とははっきり見分けがつきます。
こちらもチューブタイプ・ボトルタイプがあり、値段はLucas’よりもちょっと安め。安さにつられて購入したんですが、正直ちょっと後悔…。
- 匂いがきつい!多分パパイヤそのものの匂いなんだろうけど、わたしはあまり好きじゃなかった
- テキスチャはトロトロ
- ベタベタし、肌に塗るとテカテカする
何よりも匂いがキツくて、わたしはダメでした。原料はカレンデュラオイルやサンフラワーオイルも入っていて(オーガニックのもの)、決して悪いものじゃないと思うんだけどなあ…。

2つのテキスチャを比較するとこんな感じです。
匂いの好き嫌いはあると思いますが、初めての人は無難にLucas’を使うことをお勧めします。
ポーポークリームを使ってみたよ!特に効果があったと感じたもの
かれこれポーポークリームを使い続けて5年近くになるんですが、本当に万能で手放せません。「何かあった時」にさっと使えて、効果も出るのがいいんです。特に効果があるなあと感じるのは次の3つ。
①やけど跡
あわてんぼうかつおっちょこちょいなので、結構な頻度でやけどを負うんですが、流水に5分くらいつけて、ポーポークリームを塗れば重症になることはありません。
以前、ポーポーを使い始める前に負ったやけど跡はまだ手に残ってるんですが、それ以降に負ったやけどはまったく肌に残っていません。
②ニキビ
わたしはニキビ・吹き出物が出ない乾燥肌ですが、辛いもの・脂っこいものを食べるとすぐ吹き出物ができる夫は、ポーポークリームに助けられています。
「ニキビになりそう!」というスポットを見つけたらポーポーを塗っておくと、重症化しません。さらに、治りも早いです。
「オイリー肌なのにこんなオイリーなポーポークリーム塗っていいの?」と思ったんですが、意外に効果的なんですね。
③切り傷
①と同様の理由でとにかく傷をこさえることが多いんですが(汗)、ここでもポーポークリームが大活躍。特にわたしは紙で指を切ることが多くて、あれって地味に痛いじゃないですか。でもポーポーを塗ると痛みがマシになります。本当に。
その他にもいろいろ、乳幼児にも効果あり!
あと自分ではないんですが、よく赤ちゃんや子ども使っている人も見かけます。
わたしの元職場(保育所)では、それぞれの子がクリームや軟膏を持っていましたが、「おむつかぶれ用に」「肌湿疹用に」「虫刺され用に」など用途は色々にポーポークリームを持たせる親の多いこと。
ケミカルが入っていないため、子どもにも安心して使えるというのが理由かもしれません。
ハンドクリームとしては未知数
よく「ポーポーはハンドクリーム・フェイシャルクリームとしてもいい」と聞くんですが、わたしは試したことはないです。
なぜって、広い範囲に塗りたくるとベッタベタになってしまうから。
ポーポークリームを塗った手で触ったものはベタベタになるし、顔に塗ったらしばらくは外に出られない。
保湿効果は確かにありそうだけど、ピンポイントで使うほうがいいと思います。
ポーポークリームを使う上での注意点
ポーポークリームはとにかくベタベタしているので、塗り方には注意が必要です。
①たくさん塗りすぎない
少量をとって薄く伸ばすようにしてください。「厚く塗ろう」と思ってたくさんとると、塗った範囲がベタベタになってなんとなく気持ち悪いです。
あと上でも少し書いたけど、広範囲に塗るとやっぱりベタベタ感が気になるので、気になるところにピンポイントで塗るほうがいいです。
②塗るタイミングに気をつける
ベタベタが移ってしまう可能性があるので、塗るタイミングには気を付けましょう。
手なら料理する前やスマホを触っている時、顔なら出かける直前や夜寝る時(うつ伏せ・横向きになったら寝具についちゃう)は避けるようにしましょう。
わたしは1回、料理中にやけどして急いでポーポー塗ったのに、そのあと野菜を切らなきゃいけなくなって、慌てて水で洗い流したことがあります。
以上、ポーポークリームの種類や効能などについてご紹介してきました!あのベタベタな感じが嫌!と思う人も多そうだけど、軟膏としての機能は申し分ないです。
天然素材だし、効果が抜群なので、わたしはこれからも使っていこうと思います。特にオーストラリアへ旅行する方はお土産としておすすめなので、是非ドラッグストアなどをのぞいてみてくださいね。
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▼オーストラリア発スキンケア用品で、もう1つおすすめなのがブラックモアズ(Blackmores)のビタミンEクリーム。保湿効果が高く、乾燥肌でも使いやすいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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