タイ旅行といえば、寺院巡りや美味しいタイ料理、マッサージがメインだと思っていませんか?実はタイには「自然系」の観光スポットも色々あるんです!
その中の1つ、「真っ赤な睡蓮の湖」タレーブアデーンについてご紹介します。
タレーブアデーンって?行き方・ベストシーズン・最寄り都市など
タレーブアデーンは、タイ東北部にある湖。ピンクの睡蓮が水面を埋め尽くし、その風景はこの世のものと思えないくらい幻想的な風景なんだとか。

タイでは「クンパワピー(紅い睡蓮の海)と呼ばれています。
わたしは、タイ国政府観光庁のWebサイトを見て、そのあまりの美しさに「本物が見たい!」と足を運ぶことにしました。

https://www.thailandtravel.or.jp/red-lotus-sea/からお借りしました。
タレーブアデーン観光の拠点はウドンタニ
タレーブアデーンへは、タイ東北部のウドンタニという都市から車で1時間くらい。周辺には宿とかがないので、ウドンタニを拠点にすることになります。
ウドンタニはラオスとの国境近くに位置し、バンコクからはぐんと離れています。チェンマイ・バンコクなど主要観光都市からは、飛行機でアクセスするのが一般的。

わたしはタイのLCC、Nok Air(ノックエアー)を使いました。
ウドンタニへはバンコク・チェンマイから飛行機で1時間程度。タレーブアデーン目的なら夕方着→1泊→早朝タレーブアデーン→お昼に帰路へ、と24時間以内にバンコク・チェンマイへ戻ることも可能だと思います。

短期旅行でも頑張れば行けそう。

ウドンタニで少しゆっくりしてもいいかもだけどね。
タレーブアデーンの睡蓮が見られる時期
この睡蓮は1年中咲いているわけではなく、12月〜2月限定のものだそう。特に1月が最盛期だと聞いたので、その時期を狙っていくようにしましょう。

タイの12〜1月は雨期も終わり暑すぎないので、観光のベストシーズンだよ!
タレーブアデーンへのアクセス
タレーブアデーンへのアクセスは次のような方法があります。
- タクシーチャーター
1500バーツくらい+現地でのボート料金(1隻300or500バーツ)=計1800〜2000バーツ(約6480〜7200円) - <おすすめ!>ツアーへ参加
- バイクチャーター、ローカルバスを乗り継ぐ
タレーブアデーンにはあまりツアーがなくて、多くの人がタクシーをチャーターするそうです。たくさん人がいればそれだけお得になりますが、タイ価格にしては少しお高め。
そこでおすすめなのがツアー!わたしが参加したツアーは1人500バーツ(約1800円)でした。

タクシーチャーターに比べてお値段抑えられてホッ。
ツアーはUdonBackpackersで申し込む
わたしはツアーをUdonBackpackersというバックパッカーで申し込みました。宿泊してなくても参加OK!バックパッカーのフロントで「ツアー申し込みたい」というと翌日分から予約できます。

朝7時出発なので、当日予約は不可です(7時はまだフロント閉まってるし)。
他にも色々ツアーを探してみたけど、見つけられたのはここだけでした。シティ中心のショッピングモールからも近いのでおすすめです!
タレーブアデーンは午前中に訪れるのがベスト
タレーブアデーンの睡蓮は朝しか咲かないため、タクシーチャーターの場合は朝早めに出るようにしましょう。

参加したツアーは7時集合だったよ。
実際にタレーブアデーンへ行ってみたよ!
ウキウキで申し込んだタレーブアデーンツアー。その様子をご紹介します。
道中も楽々!ボートでいざ出発
当日7時。バックパッカーに集合し、ピックアップに来たバンで一路タレーブアデーンへ。直線道路だったので、車酔いすることもなく40分くらいで到着します。
到着すると一息つくまもなくボートへ。

ボートがずらり並んでいます!
こんなボートに乗って、湖の奥深くへと進みます。
睡蓮の浮かぶ景色はやっぱり絶景!
しばらく乗り進めると、睡蓮発見!
確かに綺麗なんだけど、これだけ?もしかしてシーズン終わっちゃった?と不安に(2月末だったので)。
ただしそれは杞憂でした。ずんずん更に進んでいくと、一面がピンクになっている場所を発見!

これこれ、これだよ〜!綺麗だね。
ボートもここで数十分ほど停止。睡蓮の海を眺めたり、写真を撮ったり。
一緒に来ていたツアー客はドローンを持ってきて撮影していて、楽しそうでした。タイ人の観光客も多くて、家族連れのお母さんがお父さんにひたすら写真を撮ってもらっていました。
めちゃくちゃポーズを決めていて、あとでインスタにアップするのかな…。
で、睡蓮と蓮ってどう違うの?
そんな感じであっという間の数十分の後、再びボート乗り場に戻ります。私のボートの船頭さんは親切で、睡蓮の池に紛れ込んでいた蓮の花を教えてくれました。
こうしてみると睡蓮とはまったく違いますよね。
タレーブアデーンは「蓮の湖」とも呼ばれていますが、正しくは「睡蓮の湖」。
違いはいろいろとあるようですが、私が1番見分けやすいなあと思った特徴は、蓮の花芯部分がレンコンになっている、睡蓮はなってないということです。

そもそもレンコンって「蓮根」って書くし、常識っちゃ常識ですよね。
そんな雑談は置いておいて、大満足でタレーブアデーン観光を終えて、ウドンタニへ戻ったのは11時頃。半日で行ける手軽さも◎!
2月下旬でも綺麗、でもピークの1月に行くのが1番おすすめ
ただ、タイ観光庁の写真と私の写真、睡蓮の量が全然違う…。

睡蓮の数が全然ちがう…。
確かに綺麗だったんですが、最初に超満開の写真を見て期待度最高値で行ったためか、「あれ?思ったよりは…」となってしまいました。

シーズン終わりかけの2月下旬に行ったので、それが理由かな?
ピークシーズンの1月は本当にすごいと聞いたので、あたり一面ピンクを見るなら1月に訪れるのがよさそうですね。
写真と違ったとは言え(しつこい)、睡蓮が咲き誇る様子は本当に綺麗で、穏やかな気持ちになれました。
また、外国人観光客が少ない穴場なのも高ポイント。いろいろなWebサイトでツアーを探してもまったく見つからなかったので、まだまだ訪れる人は少ないようです。
12〜1月にタイ旅行を予定している方は、ちょっと足を伸ばしてウドンタニまで行ってみるのも楽しいかも。穴場観光スポットなので、まだ外国人観光客がすくないのでおすすめです!
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■タレーブアデーンと同様、「東南アジアの絶景」としておすすめなのがベトナム・サパ。棚田の織りなすのどかな風景が美しかったです。

■美しい自然だけでなく、美しい宗教建築もタイの魅力の1つ。バンコクでは寺院をまわりました。

■ちなみに美しい宗教建築なら、ミャンマーのカックー遺跡がイチオシ。何千もの仏塔が並ぶ様は圧巻でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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