クイーンズタウン周辺に旅行を考えている方に、是非トライしてほしいのが「レンタカーで旅行する」こと!
海外でレンタカーなんて…と不安な方も多いかもしれませんが、ニュージーランドでの手続き・運転はそれほど難しくありません!クイーンズタウン旅行におすすめの、レンタカーの借り方・おすすめレンタカーショップ・注意点などをご紹介します。
なぜニュージーランドはレンタカーがおすすめなのか?
クイーンズタウンに限らず、ニュージーランドを旅行するときはレンタカーがおすすめ。わたしが自信満々でそう答えるのには理由があります。
①自由度が高いレンタカーなら、自分の好きな絶景ポイントでとまれる
ニュージーランドのドライブはただの移動じゃありません。特にクイーンズタウン〜ミルフォードサウンドにかけては、ドライブ自体が1つのアクティビティなんです。だって、見て!この絶景!!

綺麗すぎてため息が…。
こんな風景が目の前にどんどん出てくるので、ついつい車を停めたくなります。でもツアーバスなら停車位置が決まっているので、停まってほしいところで停まってくれないんです。

このサインがあるところは写真スポットで駐車場もあり。でもこのサインがない普通の道でも綺麗な風景に出くわすよ。
「絶景スポット」なんかもありますが、そんなスポットじゃなくても美しい自然にあふれるドライブウェイ。その絶景を拝みたいなら、自分のペースで停まることのできるレンタカーが絶対におすすめです!
②1つ1つの名所が離れており、ツアーで回るより経済的
ツアーだと1スポットにつき1ツアーみたいな感じで料金がかかりますが、レンタカーなら日単位で借りられるので、いろいろな名所を回ることを考えたら経済的です。
③運転がそれほど難しくない
日本と同じ左側通行だし、そもそも田舎道は車がほとんど走っていない!走っているのは同じレンタカーだったりするので、スピード狂の地元民がビュンビュンなんてこともあまりないです。
海外での運転という意味では割とやりやすい国だと思います。
ニュージーランドでレンタカーを借りるならどこがいい?おすすめの会社とサイト
どうやってレンタカー会社を探す?
レンタカー会社を探す方法としては次の3つ。
①空港やレンタカーショップに直接行って借りる
特にクイーンズタウン周辺の場合、たくさんレンタカーショップがあるので直接行ってもいいかもしれません。
繁忙期は予約いっぱいで借りられないかもしれないので、その点は注意が必要。
②事前に比較サイトなどから予約しておく
借りる日が事前に分かっているのであれば、予約しておいたほうが安心ですよね。比較サイトなどで、料金の安いレンタカーショップなどを探しておくのがおすすめです。
格安レンタカー予約はEasyRentCars

③【意外とおすすめ】航空券をとったときに一緒に予約する
ジェットスターやニュージーラン航空の公式サイトから航空券をとると、セットでレンタカーを格安で借りられる可能性が!

わたしたちも3日間借りて$70くらい!ジェットスターで航空券をとったときに一緒に予約したら安くなったよ。
航空券とったあとに「旅行の準備はお済みですか?」みたいなメールがきて、その中にレンタカーの情報が載っていたりします。飛行機を使う人はチェックしてみるといいかも。
レンタカーを選ぶ基準は基本料金以外に何がある?
レンタカーを選ぶ基準として、料金と答える人が1番多いんじゃないでしょうか?もちろん安いほうがいいんだけど、こういうのも大切だなあと思ったのが次の3つの基準。
①追加料金が多くないか
今回わたしが借りたレンタカーは、保険など全部オプション。保険を購入しないと、最初に$2000のデポジットをクレカからとって、最後まで何もなければ$2000返金されるというシステムでした。
さらに、申込者以外の人が運転したい場合は追加料金が必要。
料金の安い会社は、こういう追加料金が意外とかかる可能性があります。
②機能はしっかりしているか
わたしの借りた車にはカーナビがありませんでした!また、Bluetoothが搭載されていると好きな音楽などを流せて便利。
安いレンタカーだとそういう機能がない可能性もあるので注意。
③空港にカウンターがあるか
空港にカウンターがあり、到着後すぐに車が借りられるのはとてもありがたいです!
わたしの借りた激安レンタカーショップは、空港から車で5分くらい。空港にピックアップの車が迎えに来てくれるのですが、空港着→ピックアップされるのを待つ→レンタカーショップへ→手続き、でトータル1時間くらいかかりました(お客さんが多かったから)。
無駄なタイムロスを防ぐためにも、空港内にカウンターがあり、車を置いている店を選ぶといいかなと思います。
ちなみにクイーンズタウン空港にカウンターがあるのは次のレンタカーショップ。
レンタカーを借りる際に必要なもの
ニュージーランドでレンタカーを借りる際に必要なのが、国際運転免許証。あとは、もとの免許証、つまり日本の運転免許証を提示しないと貸してくれないところもあるので、絶対に持って行きましょう!
また、クレジットカードはデポジットが必要な時のために持っていくことをおすすめします。

VISAかMasterCardがおすすめ!(JCBだと取り扱っていないところもあるので…)
あとは身分証代わりにパスポートも。何かあった時に写真つきIDを求められます。
比較的安全でも…ニュージーランドの運転で気をつけたいこと
左側通行で、比較的運転しやすいニュージーランド。それでも気をつけておきたいことがいくつかあります。
①ラウンドアバウトに注意せよ
ラウンドアバウトは信号のない交差点でよく見かけます。日本ではまだまだ普及していないシステムなので、「どうやって渡ったらいいんだろう…」となるかもしれません。

このドーナツみたいにくるくるしてるやつね。
でも慣れてしまえば簡単!コツは「右側から車が来ていなければ行く」こと。当然ですよね。

大筋のルールを書いてみました。
あとは方向指示器の出し方に少し迷うかもしれません。でも、これも「左折・直進・右折」のルールに従えばいいだけ。
慣れるまでは戸惑いますが、慣れてしまえば簡単です。
②パーキングは時間制のところが多い
田舎だと大体路肩に勝手に駐車していいんですが(路肩にも大きなスペースがある)、街の中心地なんかだと路駐は時間制のところが多いです。

クイーンズタウンやテアナウの中心地は時間制だったよ。

オークランドなど都会だと結構どこでも時間制。
まず、白線のある駐車スペースに車を停めたら、周辺に青いサインがないか探します。
そこに書いてある数字が「駐車していい時間」、時刻は「その制限時間が適用される時間帯」、曜日が「その制限時間が適用される曜日」、$マークは「お金払ってね」ということです。
例を見てみると、
サインの右側(矢印方向)は240分。$マークがないので、無料。時間も曜日もないので、1年中いつでも240分。
上のサイン:このサインの左側(矢印方向)は120分、無料。
下のサイン:このサインより右側(矢印方向)は15分、無料(お店の前だからこういう差があるんだと思います)。
サインの左側(地面に白線があるのわかるでしょうか)、月ー日の8:00AMから6:00PMまでは15分だけ。それ以外の時間は好きなだけどうぞ。

サインに書いてある、曜日・時間帯・何分駐車できるか・有料か無料かをチェックしてね。
なお、支払いは近くのマシーンでおこなうことができ、
- でてきたチケットを車の中(フロントガラスのところ)に見えるように置いておく
- 車のナンバーを入力して自動的に認識してくれるのでチケット不要
の2種類があります。
このルールに気づかず、「よし!駐車料金なし!」とか考えていると違法駐車で罰金をとられることもあるので気をつけましょう。
③基本一車線なので譲り合いの精神が大切
特に田舎道は基本一車線です。レンタカーだと割とゆっくりめに走る人が多いのですが、たまに地元民と思われる人が信じられない速さで走っていることがあります。
そういう車が後ろに続いているときは、適当に車を寄せて先に行かせてあげましょう。
後ろに車が続いていると焦ってしまうし、それが事故につながってしまう可能性も。譲り合いの精神・気遣いの精神が大切です。
わたしがミルフォードサウンドに行った時、3台同じキャンピングカーが連続でいたんだけど、まあ遅い。わたしたちも運転速くないけど、それにしても遅い。

ちょっと遅すぎるよ〜。

譲ってくれないしね。
キャンピングカーだから遅いのはいいんだけど、後続の車がうちら含めて6台位いる状況で、スピードを変えず、譲ることもせず、30分くらいノロノロ走らされました。
こんな状況が続くとイライラするので、状況を見ることが大切ですね。
④動物に注意
ニュージーランドはひつじの国。なので、こんな渋滞が道路で起きることがあるのは有名な話ですよね。
これに遭遇したら、車はひつじを待たないといけません。「速くいってくれよぉー!!」なんてあくせくすることなく、のんびり気長に待ちましょう。

ちなみに標識に動物が描かれているのをよく見かけます。これはヤギ注意?
あと、ひつじ以外にも鳥が道路でチュンチュンしてる場合があります。見つけ次第スピードを落として、行くのを待つかクラクションを鳴らしてあげましょう。

たまに道路で鳥の死骸を見つけることもあります。

スピード狂が轢いちゃったんだろうね。
こういう動物の死骸を見ると申し訳なさでテンションダダ下がりになります。轢いたの自分じゃないけど。せめて自分では轢かないように、よく見て運転してください。
ニュージーランドでレンタカーを借りよう!ロードトリップを楽しんで
以上、ニュージーランドでレンタカーを借りる際のポイント・注意点でした。まあ、一般的といえば一般的なことかもしれませんが、参考になったら幸いです。
ちょっと面倒かもしれませんが、ドライブを開始したらそんな気持ちも吹き飛びます!景色が綺麗すぎて。是非レンタカーに挑戦してみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございます!
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