スーツケースの王道といえば、RIMOWA(リモワ)。ドイツ初の世界的ブランドで、ビジネスマンからセレブまで愛用者が世界中にいます。
そんなリモワの中でも最軽量のサルサエアーを愛用して数年が経ちました。旅行や一時帰国にと大活躍のサルサエアーをレビューしたいと思います!
リモワ サルサエアーの商品仕様
サイズ:高さ75cm x 幅48cm x 奥行28cm
容量:80L
重量:3.2kg
素材:ポリカーボネート
車輪:4輪
エッセンシャルライトの商品仕様
今のメインは「エッセンシャルライト」。「サルサエアーを買いたい!」という人はエッセンシャルライトを購入することになると思うので、その製品情報も。
サイズ:高さ78cm x 幅51cm x 奥行26.5cm
容量:81L
重量:3.7kg
素材:ポリカーボネート
車輪:4輪
※サイズや重量をサルサエアーと比較するため、「容量80L」のもののスペックを載せています。
サイズや重量が少し変わったものの、大きな仕様の変化はないみたいで、あえて言えばカラーとロゴが変わったくらいなのかな?

新しいロゴ。シンプルで好き!
個人的にはロゴも色合いも今のほうが好きです。サルサエアーの時は個性的な紫やオレンジなどがメインだったんですよね。
エッセンシャルライトは赤・黒・白などスタンダードな色が揃っているので、こちらのほうが使いやすいと思います。
エッセンシャルライトの購入場所
わたしは(サルサエアーですが)、海外の正規店で購入しました。海外なら免税手続きを受けられるケースが多いので、税金分お買い得に購入できます。
他には並行輸入品をネットやドンキで買うのもお買い得だと思います。
ちなみに、リモワをお買い得に購入するためにはどこで買えばいいのか?を調べた時、こちらのサイトがわかりやすいなあと思ったので、参考にしてみてくださいね。
エッセンシャルライトの値段
エッセンシャルライトの公式ページの値段はこんな感じ。
モデル名 | 容量 | 値段 |
Cabin Mini | 19L | 57,200円 |
Cabin S | 31L | 61,600円 |
Cabin | 37L | 63,800円 |
Check-In M | 59L | 78,100円 |
Check-In L | 81L | 83,600円 |
エッセンシャルライトはリモワの中でも最もリーズナブルなラインとなっているので、1番購入しやすいんじゃないかと思います。それでも普通のスーツケースよりは高いけどね。
リモワ サルサエアーをレビュー!よかったポイント4つ
リモワ サルサエアーを使い始めて3年くらい経ちますが、使い心地は◎。特にいいなと感じたのは次の4点です。
①ソフトキャリーと同じくらい軽い
まず、とにかく軽い!「エアー」と名がつくくらいなので、ハードキャリーと比べるととにかく軽いです。「軽い」を売りにしている無印良品のハードキャリーと比べても、やっぱり軽いです。
- エッセンシャルライト37L(リモワ):2.2kg
- キャリーバーの高さを自由に調節できるハードキャリーケース36L(無印良品):2.9kg
力に自信がない人にとって、慣れない旅先でスーツケースをえっせほいせと持ち歩くのは結構な重労働です。サルサエアーなら同じ荷物を入れても圧倒的に軽いので、旅行中の移動が快適になります。
あと、飛行機での旅行の際は、特に重量が気になりますよね。ハードキャリーだと本体そのものが重くて、その分なんだか無駄だよな…という気分に。
サルサエアーは、普通のハードキャリーよりも軽いので、その分入れられる荷物も増えます。お土産もたくさん買えちゃう。
②厚みがないのにたっぷり入る
普通のハードキャリーと比べて厚みがないのも、サルサエアーの重要なポイント。
ハードキャリーにありがちなぽっこりしたフォルムって、移動中でも邪魔だし、家でしまっておくときも場所をとってしまう。
でもサルサエアーの表面は、わりとフラットで、スーツケース自体の厚みもかなり薄いです。

中も余計なクッション材などが入っておらず、カバーについてあるファスナーを開けるとすぐに外のキャリー本体になっています。
旅行先でバスや電車に乗る時に結構ありがたいです(場所をとらないから)。
③鍵が内蔵されている
サルサエアーには他のリモワ製品と同様、TSAロックが内蔵されています。
今までわたしが使っていたものは、すべて鍵は外付け。旅先では常にスーツケースの鍵をなくさないように気をつけていなければいけませんでした。
サルサエアーにしてからはその心配も無用!ダイヤルさえ忘れなければ、鍵を携帯する必要もありません。これが地味に嬉しい。
④とにかくおしゃれでかっこいい
リモワのスーツケースは決して安くありません。むしろ気軽には買えないくらいの高級品。それでもほしくなってしまうのは、やっぱりこの洗練されたデザインと、リモワのロゴでしょう。
とにかくオシャレすぎて震える。
同じ格好でもリモワのスーツケースを引いているだけで、なんとなく旅慣れしている感じがしませんか?
ミーハーと言われたらそれまでだけど、やっぱりリモワのスーツケースはかっこいいです。
リモワ サルサエアーのイマイチだなあ…と思ったポイント
サルサエアーは使い心地がいいですが、それでも「これを改善してくれたらいいな」と思うポイントもありました。購入する方は参考にしてみてください。
①ハンドルでスーツケースを持ち上げられない
スーツケースをコロコロする時に伸びるハンドル。大抵のスーツケースでは2本ハンドルがついていますが、サルサエアーは1本だけです。
階段やエスカレーターの段差などちょっと持ち上げなきゃいけない時に、ハンドルが1本だけだと持ち上げにくいです。というか、なんか壊れそうで怖い。このハンドルが1本というのがサルサエアーのアピールポイントみたいだけど、わたしは2本のほうがいいかなあ。
②傷がつきやすい
ハードケース全般に言えることですが、サルサエアーも傷がつきやすく、目立ちやすいです。
スーツケースってどんなに慎重に扱っても、自分の手を離れた時に傷がつく可能性もあるし、傷つきやすいのはマイナスポイントです。
よくリモワのスーツケースをラップみたいなのでぐるぐる巻きした人を見るけど、あれは傷つけたくない一心なんだろうな。
③コロコロ転がっていきやすい
4輪キャニスターなので、360°好きな方向に動かすことができます。それは逆に言えば安定感がないということ。
電車やバスの中だと、しっかりと押さえていないと反対方向にころころ転がっていく可能性もあり。ストッパー機能が付いていたらもっといいのになと感じました。
リモワサルサエアーと他ブランドの比較!無印・サムソナイト・デルセーなど
わたしがこれまで使用してきたスーツケースと使用感を比較してみました。
丈夫さ | 値段 | 重さ | |
リモワ (ハード) |
◎ | △(59Lで78,100円) | ◎ |
無印 (ソフト) |
◎ | ◎(63Lで12,900円) | ◎ |
サムソナイト(ハード) | ◯(10年で1回底が割れて修理した) | ◯(60Lで15,120円) | ◯ |
デルセー |
△(数回の使用でコロコロが割れた) | ◯(69Lで25,298円) | △(1泊2日用のミニサイズも重かった) |
ハードキャリーの中では、確かにリモワが使いやすいです。でもソフトキャリーと比べると、ソフトのほうが使い心地はいいなと思います。
また、リモワはとにかく値段が高いのでコスパがいいとは言えないかも。コスパを考えるなら無印の圧倒的勝利です。
それを差し引いても、リモワは「買いたい!」と思わせる魅力があると思う。何度でも言いますが、とにかくファッション性に優れていて、おしゃれで、旅を楽しくしてくれるから。
リモワ サルサエアーはこんな人におすすめ
以上、わたしのリモワ・サルサエアーの総合評価は次の通り。
- 使いやすさ…★★★★☆
- コスパ…★★☆☆☆
- 見た目…★★★★★
使いやすさは間違いないし、見た目もとってもかっこいい。値段が高いのでコスパ評価は低いですが、それでも世界のリモワ。
本当に欲しいという方は買って損はないと思います!特にサルサエアーがおすすめなのはこんな人!
- スーツケースは絶対ハード!
- よく出張や旅行に行く
- 使わない時でもスマートに収納したい
- リモワでおしゃれに旅したい
特にハードキャリー愛用者は、これまで感じたことのない快適さを得られると思います。気になる方は是非購入を検討してみてくださいね!
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