最近ますます制度化している「エコ」。プラスチックのレジ袋が有料になりますよね。でも、自分からアクションを起こすとなるとちょっと面倒だし、何をすればいいのか難しい。
そんな人でも手軽にできるのが、「使い捨てのものをやめる」こと!わたしもできる限りで使い捨てをやめるようになりました。
そんなの無理…と思う人もいるかもしれませんが、意外と使い捨てのものをやめるのって簡単。今日からでもすぐに始められる、「使い捨てをやめる」エコアイディアをご紹介します。
なぜ使い捨てはNGでエコが大切なのか?
正直、エコって面倒だと思いませんか?ごめんなさい、わたしは「自分1人が気をつけたところでなあ…」と思っていました。
でも、「使い捨てのプラゴミのせいで将来お魚が美味しく食べられなくなるかも」となったら話は別。
なんでもポイ捨てされたプラスチックゴミが海にたまり、それを食べた魚を人間が食べて…ということが起こるかもしれないらしいのです。
マイクロプラスチックについては、人を含む生物の身体や繁殖などに、具体的にどのような影響を及ぼすのか、詳しいことはまだ明らかにされていません。しかし、本来自然界に存在しない物質が広く生物の体内に取り込まれた結果を、楽観視することは許されません。
海洋プラスチック問題について|WWFジャパン
お魚大好き人間としては、魚が食べられなくなるのは悲しい。そんな気持ちからできるだけエコを心がけるようになりました。
しょうもない理由だというのは承知しています。
きっかけは「魚が食べられなくなる…」でしたが、今では人間の大量消費でその他の生物が傷つけられるのはよくないよなあという認識も持っています。
きっかけはどうであれ、行動に移すことが大切だと思います。
使い捨てはさようなら!誰でもできるエコアイディア8選
前置きが長くなりましたが。ここに書いてあるのは、わたしがやっていること・わたしの周りの人たちがやっているエコアイディア。
使い捨てをやめることでゴミが減り、結果的にエコにつながります。
①レジ袋・紙袋をエコバッグに
もはやエコの代名詞?エコバッグはマストアイテムです。
ニュージーランドではレジ袋が法律で禁止されてしまったので、エコバッグを持ち歩かざるをえません。「レジ袋が有料化」なんて生易しいものではなく、「お客にレジ袋を提供するのが禁止」です。
1回、ほかほかの丼をテイクアウェイしたのに袋をもらえなくて、あつあつの丼を手で持って帰らなければいけないことがあって。熱くて泣きそうでした。涙
それ以来、小さく折りたためるエコバッグを必ずカバンに入れておくようになりました。

梅の小袋に入っているのが、携帯用エコバッグ。浅草の仲見世で買いました。
他には、スーパーへ買い出しに行くときは大きな麻のエコバッグを使っています。
②野菜用のプラ袋を麻やコットンでできた袋に

量り売り野菜をつめる小さい袋も姿を消しています。あれもプラスチックの袋だからね。最近では、麻やコットンの袋に詰めている人をよく見ます。
③ラップをビーワックスラップに
ラップって意外と消費しています。レンジで少し食材を温めたいときや、食品を冷凍したいときなどに使いますが、1回使ったらゴミになるよね。
ということで、わたしは極力温め用のフタを使用。写真に写っているシリコンラップも再利用できますが、使い心地はイマイチでした。
ビーワックスラップという蜜蝋でできたラップが何度も使えるとメジャーになってきています。
▼ビーワックスラップ(蜜蝋ラップ)を購入したら、思った以上に使い心地が良かったです!

④ペットボトルを水筒に
これはレジ袋と同じくらいの常識。職場でもみんな水筒に水を入れて飲むか、カップにお茶やコーヒーを入れて飲んでいます。
でもこれは水道水を飲料水として飲める国の特権なのかなあ…と思ったりして。というのも、東南アジアでは水道水が飲めないのでペットボトルを購入する必要があって、ペットボトルだめとなったら水分がとれなくなっちゃうから。
水道水が飲めるくらい綺麗というのはありがたいことなので、それができる国にいるならなるべくペットボトルは買わないようにしよう。
⑤テイクアウェイコーヒー用紙カップをタンブラーに

よくコーヒーカップを片手に歩くビジネスマンを街で見かけますが、タンブラーを使っている人も結構います。
スタバのタンブラー以外にもおしゃれなカップがいろいろあるので、Myカップを持ち歩くのは結構いいアイディアだと思う。
わたしも持ち歩き用のコーヒーカップを購入しました!
⑥紙ナプキンを布ナプキン・月経カップに
これは賛否両論ありそうですが…わたしは月経カップを使うようになって、生理用品のゴミ処理が格段にラクになったと感じています。
使用にコツがいりますが、慣れてしまえば快適。布ナプキンは洗うのに手間がかかりそうだけど、月経カップに抵抗がある人にはよさそうですね。
⑦紙おむつを布おむつに
わたしの働く保育所でも布おむつを使う子が増えてきました。もちろん紙おむつに比べて格段にゴミが減るよね。
「家では布おむつ、保育所では紙おむつ」のようにできる時だけ布おむつを使っている人もいるようです。無理しない程度にやってみるのが1番いいよね。
⑧使い捨てカイロを小豆カイロに
家にいる時は小豆カイロを使っています。何回も使えるし、使い捨てカイロより小豆カイロのほうがじんわり温かくて気持ちいい!
小豆カイロは、不器用な人でも超簡単に作れちゃいます。

⑨コーヒーのフィルターを紙からネル(コットン布)に
毎朝フィルターコーヒーを飲んでいるんですが、これも紙をやめてネルフィルターにしちゃえば、立派なエコの1つ。
ネルだと同じ豆でもまろやかな味わいになるそう。小さいことだけど、少しでも意識してゴミを減らすことは大切だと思います。

⑩肉や魚はガラスの容器を持って行って入れてもらう
スーパーなんかでは、すでにプラスチック容器に入ったものが売られていることがほとんどです。でも、肉屋・魚屋の中には、自分でガラス容器を持っていけばその中に入れてくれるところもあり、そういう場合はプラフリー。
他にも、マーケットなどでは専用のガラス瓶をリユースできる牛乳屋を見かけたこともありました。
1番やめやすい使い捨てはやっぱり「レジ袋」!
個人的に、上の中で1番取り組みやすいのはレジ袋→エコバッグでした。
法律で禁止になったからやらざるをえない、というのもありますが、カバンの中にエコバッグを入れておけばいいだけだし、誰でもできると思います。まずはレジ袋削減を目指すのがおすすめです!
使い捨ては「無理をせずできるだけやめる」のがエコへの近道

ここに書いたのはあくまでも一例だし、わたしは「できるだけやめる」でいいんじゃないかなと思います。
どうしてもコーラが飲みたかったらペットボトルのコーラを買うし、紙ナプキンを使うのが悪だと言っているわけでもないし、忙しいお母さんが布おむつを洗うのは明らかに手間だし。
だから、「エコが正義!エコじゃない人は悪!」と思っているわけではなく、とりあえずそれぞれの生活スタイルに合ったできることをしたらいいんじゃないかなあと思います。
自分にできることを、地球のためにと思ってこれからも地味にエコ活動していこうと思います!
▼プラスチック包装は、どんなに自分で気をつけていてもなかなか避けられないもの。「プラスチックゼロ」を実践する量り売りのお店がとてもよかったので、これからも通おうと思っています。

▼生活でできるだけ3Rを実践するようにしていて、家具を中古のものにしたら思いの外満足度が高かったのでびっくりしました!アンティークなんて高級品じゃなくても、中古の家具ならではの味がある。意外とおすすめです。

本日もお読みいただきありがとうございます。
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