ミャンマーの4大観光地と言われているのが、ヤンゴン・マンダレー・バガン・インレー湖。個人的には、インレー湖が1番好きでした!

ツアーの内容がてんこ盛りで楽しかった!
ミャンマーに詳しい人以外は「インレー湖??どこ?」ってなりそうなマイナースポットかもしれませんが、かなりおすすめ!インレー湖の場所・観光スポットなどをご紹介します。
インレー湖の場所と観光スポット【ミャンマーのリゾート地】
まずはインレー湖の場所はこちら!
インレー湖は「4つの湖がくっついてできた」という伝説を持つほど、とにかく大きい!
ビルマ語で「イン」は湖、レーは「4」を意味する。その昔インレー湖は4つの小さな湖だったが、湖の近くに住む鬼によって4つの湖が水路で繋げられ、大きな湖が誕生したという伝説が残っている[2]。
43.5km2の面積…と聞いてもピンときませんが、「縦18km・横5km」と聞くと大きいのがイメージできると思います。
インレー湖は他の都市より涼しい、でもやっぱり暑い
インレー湖はミャンマーの中でも涼しい気候で、リゾートとして欧米人にも人気があるのだそう。暑くないのか、ありがたい…と思っていたのですが、日中はしっかり暑かったです。笑
朝夕はエアコンなしでも快適でしたが、3〜5月の暑期はそれなりに暑く、日中は日差しもかなりきついです。
インレー湖には何があるの?
インレー湖はボートツアーが有名。湖の上に家を建てて生きている人たちや、湖周辺の名所を巡ることができます。

こんな感じで湖のほとりに家が建っています。
実は「インレー湖観光」とは言っても、その拠点となるのはニャウンシェという街。
ホテルもレストランもニャウンシェに集中しており、ツアーもニャウンシェからボートに乗って始まるのが一般的です。
いざ観光へ!インレー湖ツアーの見どころ
それでは朝8:00、ツアーへ出発。私たち夫婦とドイツ人男性でボートをシェア。ホテルで手配してもらいました。
ちなみにツアーは「送迎つき」ですが、この送迎は徒歩です。ボートのお兄さんが迎えに来てくれて、そこから10分くらい、歩いてボート乗り場に行きました。笑
椅子が壊れる事件が勃発!
ボートにはプラスチックの椅子が置いてあるので、地べたに座らなくていいのが嬉しいな…と思っていたら、事件が!
ドイツ人のおっちゃんがもごもごしてると思ったら、プラ椅子が壊れてしまったんです。確かにガタイのいい人だったけど…。
これにはみんなびっくり!でも急遽椅子をチェンジして事なきを得ました。
①フィッシャーマンに遭遇!でもその目的はチップ
インレー湖ではまだまだ漁業を営んでいる人が多く、ボートに乗っている現地の人を見かけます。
私たちのボートも乗り進めていくと、一張羅を着た漁師(フィッシャーマン)たちが近づいてきてポーズを取ってくれる!
すごい!と感動したのもつかの間…

あらっ近づいてきた。

えっ、まだ来るの?これはもしかして…
フィッシャーマン:「マネー。マネー。」

がーん。
どうやら観光客に写真を撮らせてお金を請求してくるみたいです。涙
大きなお金しかなく、500チャットをあげたらすっごく嫌そ〜うな顔をされました。足りなかったらしい…ケチですみません。
本物のフィッシャーマンはインレー湖の奥にいる
ちなみに、フィッシャーマンがいるのはインレー湖の入り口で、もっと奥に進んでいくと本物の漁師が働いています。

どの漁師も船の端っこにいるのが不思議。
②マーケットでミャンマーののどかな日常を感じる
インレー湖の周辺では「5日市」というのが開かれていて、週のうち5日間、違うところでマーケットをしているそうです。
このマーケットなんですが、お土産の買え買え攻撃がすごい。
件のドイツ人のおっちゃんは、お皿を物色しているところをお店のおばちゃんに目をつけられ、数十メートル追いかけられてきました。ミャンマーで1番商売魂がたくましい場所でした。

この刺繍は綺麗でした*
私が行ったのはお寺の近くで、そこの川のほとりで少数民族のパオー族たちが洗濯物を洗ったり、水浴びしたりしていました。
のどかすぎる風景に、本当に遠くまで来てしまったんだなあとしみじみ。

この頭に布を巻くのがパオー族の民族衣装。
③パゴダに雪だるまが出現!?その正体は…
インレー湖の上にあるパウンドーウー・パゴダにも行ってきました。結構大きくて、地元の人が多い!
そして何よりびっくりしたのがこの仏像!
金箔を貼られまくった結果、金色の雪だるまみたいになっていました。もうわけわかんない。
この仏像(?)に近づけるのは男性だけで、女性はちょっと遠くからお祈りをしないといけないみたいです。
猫がジャンプする寺院もある!
もう1つ訪れた寺院には「ジャンピングキャット」と呼ばれる飛ぶ猫がいるそうですが、私たちが行った時はいませんでした。

ルイ・ヴィトンのポスター撮影にも起用されたみたいで、そのポスターも飾ってありました。
④その他・工房あれこれと首長族に出会う!
あとは水上集落巡り。
銀細工の工房や、
巻きタバコの工房や、
紙すき工房など。紙すきはラオスでも見ました。

もれなくショップもついていて、「お土産にどう?」と聞かれます。でも買わなくてもしつこくないです。
ビジネスライクな首長族に会いに行く
インレー湖のあたりは少数民族も多いらしく、首長族のカレン族に会うこともできます。

写真OK?って聞いたら笑顔で頷いてくれて。優しい。
会うことができるといっても、観光用の見世物という感じ。。。
どうなんだろう、と思うけど、見に来る観光客とそれがビジネスになっている首長族、両方の利害が一致しているので、いいのでしょうね。
でも首長族って首が長いというのもあるけど、とにかく超なで肩!首にはめる金属の重みで肩が下がってくるそうです。
シャワー中や寝る時も首輪をつけっぱなしっていうのがすごい。
***
こんな感じでツアーは終了!4時くらいにはニャウンシェに戻ってきたので、ほぼ1日楽しめちゃいます*
インレー湖のツアーの参加方法・料金
ツアーはホテルで手配することができます!基本的には英語。でもツアーガイド(船乗りのお兄さん)と話すこともあまりないし、全然問題なしです。
他にはニャウンシェの街中にあるツアー会社でも取り扱っているので、聞いて回ってもいいかも。
ツアーの料金は相乗りでお安く
料金はボート1台での請求・MAX4人まで乗れるので、グループで来ている人以外は相乗りできると安くなります!料金はボート1隻25000チャットだったかな。
「運良く見つかればいいけど…」と不安になるかもしれませんが、ニャウンシェのホテルに泊まっている人の目的はこのインレー湖ボートツアーなので、心配しなくても相乗りする人はすぐ見つかります。
私たちの相棒のドイツ人のおじちゃんはプラ椅子を壊すほどいかついガタイのくせにとってもいい人で、たくさん話して、ツアー終了後も一緒にコーヒーを飲みに行きました。楽しかったです。
日焼け対策は万全に
その他注意したいのが、日焼け対策!ボートに乗っていると風がそよいできて涼しいですが、日差しを遮るものがありません。
私は帽子+カーディガン+レギンス+スニーカーと万全の対策で行ったため、日焼けはしませんでしたが、ドイツ人のおっちゃんは半袖短パンで真っ赤になっていました。
日焼けがひどいと痛いし、体がだるくなって旅行の楽しさも半減になると思います。気をつけてくださいね!
***
以上、インレー湖のボートツアーについてでした。気候も涼しいし、コスパ抜群でいろいろなところに回れるし、おすすめです!
関連記事はこちらから
■本文中に登場したパオ族の土地にある、カックー遺跡。観光客も少なく、ミャンマーの秘境という感じです。

■インレー湖とバガンのホテル・レストラン情報はこちらに。どちらもいい宿に泊まれたので、ラッキーでした。

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