ミャンマー1番の大都市、ヤンゴン。観光やビジネスで訪れる人も多いと思います。ただ、「1日しか時間がとれないけど、観光できるかな…」という方も多いのではないでしょうか。
でも上手に回れば、ヤンゴン市内の観光スポットは1日で満喫可能!実際に私が訪れたおすすめスポットと、行けなかったけど有名な定番スポットをご紹介します。
ヤンゴンってどんなところ?日本からのアクセス・
ヤンゴンはミャンマー最大の都市。でも首都ではありません。私も首都だと思っていて、友達にもヤンゴンにいるよ!ミャンマーの首都だよ!って吹聴してた。

もともとヤンゴンが首都だったのですが、2006年ネピドーという都市に首都機能が移されました。

ニュージーランドもオークランドじゃなくてウェリントンが首都みたいな感じ。
首都ではなくても、ヤンゴンは経済・産業の中心都市。日本からも直行便が出ているし、外資系の企業がどんどん進出していて、ここ10年でどんどん経済発展しているのだとか。

実際、ヤンゴン空港は超綺麗!日本の地方空港よりも大きくて整備されてたよ。
経済発展しているのは素晴らしいことだけど、逆に言えば昔ながらの風景がどんどん新しくなってきているということ。

数年後には今とは全く違う風景になっているかもね。
発展著しい東南アジアあるあるですが、昔ながらのミャンマーの風景というのを見たい人は早めに訪れることをおすすめします。
日本からは直行便あり!アクセス
日本からは、全日空が成田ーヤンゴンの直行便を就航しています。東南アジアの国(ラオス・カンボジア)は日本からの直行便がないので、それに比べたら旅行しやすいですね!
また、キャセイパシフィックやベトナム航空を使えば経由便で行くことも。

香港やハノイを少し観光できるのは嬉しいね。
当然直行便のほうが値段は高くなりますが、時間は短縮になります。予算を踏まえて航空券をとってみてください。
ミャンマー観光はビザ不要!
海外旅行をする時に面倒なのが、ビザの申請。日本はビザ不要の国がとても多いですが、ミャンマーもビザ不要で渡航できます!
ミャンマー現地観光局より、日本・韓国の方を対象とした観光査証免除の試行が2018年10月から1年間の予定で試行さていましたが、
さらに1年間延長され、2020年9月30日まで有効となりました。
さらに最初は2019年10月までの期間限定だったのですが、延長されたことでまだまだビザフリーで訪れることができます!ビザ申請費も結構するので、これはありがたいですね。
空港から市内までの行き方【シャトルバスに挑戦!】
空港から市内までは40分くらい。移動手段としては、タクシーが基本となります。
ただ、せっかくならローカルの雰囲気を味わいたいなあと思ったのでバスに乗ってみることに。
シャトルバスはつい最近開業!いろいろと問題あり?
このシャトルバスは2018年に開業したばかりで、
- 10分おきに運行
- シティ中心部の主要スポットに止まる
- 料金は500チャット(40円くらい)
となかなか便利なサービス。
ただし、観光客が使うにはまだ少しハードルが高いかなと感じました。バックパッカースタイルで旅慣れしている人は余裕だと思う。そう感じた理由は、次の3つ。
①英語が通じないので、会話でコミュニケーションができない
バスのサインやスマホに保存した地図を見せながらジェスチャーでコミュニケーションすることになります。
②高額紙幣が使えない
東南アジアあるあるですが、私が10000チャットを渡したら運転手さんはフリーズ。で、バスに乗っていたローカルのおばちゃんが1000チャット×10枚に両替してくれました。
私たちの後に乗ってきた欧米人バックパッカーも、10000チャット→運転手フリーズ→おばちゃん両替というコースを辿ってました。1000チャット札をたくさん持っているこのおばちゃんは何者なの。
そもそも両替したての旅行者が手にするのは高額紙幣が多め。それなのにいきなり500チャット、お釣りはないよっていうのは、観光客フレンドリーではないと感じました。
③バスの乗り心地が悪い
文句ばっかりですみません。笑 日本のシャトルバスを想像している人はびっくりするかなあというレベル。
おまけにとにかくクラクションを鳴らし、運転も荒いので、ガックンガックンプップードシンドシンって感じです。笑
ちなみにアナウンスなどはないので、常にスマホの地図をチェックしていつ降りるのか気をつけている必要があります。
でもこういうデメリットもすぐに改善されていきそうだなあ。
タクシーならGrabがおすすめ!
というわけで、タクシーのほうが安心かなあと感じました。ただ、タクシーだと普通の値段よりもボラれる可能性がありますよね。
そこでおすすめなのが配車アプリ『Grab』。基本的にはUBERと使い方は一緒で、
⇩
指定した場所で配車された車が来るのを待つ
⇩
到着した車に乗って、目的地へ
という流れです。Grabのいいところは、運賃トラブルが少ないこと!クレジットカードでの支払いを選択できるので、現金のやり取りが必要ないんです。距離・時間に応じてアプリがクレカから金額を引き落とすという仕組みになっているので安心。

タクシードライバーがぼったくる可能性もなくなります。
アプリが必要なので、Wi-Fiが必須なので注意してください。
中心地から歩いていけるヤンゴンの観光スポット4選
ヤンゴンに到着したのが深夜だったので、その翌日から行動開始!その日の夜行バスでヤンゴンを離れる予定だったので、観光できるのは実質1日だけ。
結局行ったのは徒歩圏内のお手軽観光スポットでした。
ヤンゴンの観光スポット①インド人街


インド人街というよりは、インド系の方が多く住んでいる通りというべきでしょうか。
電線がいっぱいに絡み合ったアパート街でごちゃごちゃと物が置かれている雰囲気に、足を踏み入れただけで何か違うと気づくはず。
ミャンマーは東南アジアでありながら、バングラデッシュやインドのお隣なのでそちらからの移民も多いみたい。
ダウンタウンへ行く途中に少し歩いてみるのも楽しいと思います。もちろん治安には十分気をつけてください!
ヤンゴンの観光スポット②スーレー・パゴダ
ヤンゴンのパゴダ(寺院)と言えば、シェンダゴン・パゴダが有名ですが、アクセスが良いのはスーレー・パゴダ。ダウンタウンからすぐで、街の中に立つ黄金のパゴダはとてもよく目立ちます。
土足厳禁、女性は短い丈のボトムス禁止です。靴は預けることもでき、拝観料は3000チャット。
このパゴダを中心に道が整備されたので、まさにヤンゴンの要と言ったところでしょうか。中にはブッダの遺髪がおさめられていると言われています。
ヤンゴンの観光スポット③マハバンドゥーラ公園と周辺
スーレー・パゴダの隣には大きい公園があり、その周りに市庁舎や旧最高裁判所が建っています。英国風建築なのかな、オシャレな感じの雰囲気なので歩いて見て回るのも楽しいかも。
公園脇ではザ・ローカルな屋台もあって、街並みとのギャップが面白いです。
ヤンゴンの観光スポット④ボージョーアウンサン・マーケット
ボージョーアウンサン・マーケットはヤンゴン随一のお土産・買い物スポットだと聞いていたのに、月曜日で休館日でした。涙 外から見た感じも結構大きかったので、オープンしていたらかなり買い物を楽しめたはず。
疲れたら休憩!Junction Cityは新しくて涼しいショッピングモール
ここまで周り、とにかくヤンゴンの暑さでヘトヘト。暑さに我慢できずマーケット前のショッピングモール、Junction Cityへ駆け込むことに。
このモールは外資系のお店もたくさん入っていて、中にはフードコートもあり、「ヤンゴン都会じゃん!」と思ってしまいます。
観光に疲れて涼みたい場合は、ここでお茶するのがおすすめ。笑
ここも行きたかった!ヤンゴンに行ったら訪れたい観光スポット2つ
実は、私が行ったヤンゴン観光スポットはこれでおしまい。本当はもっと行きたいところがあったのですが…夫婦喧嘩でそれどころじゃなくなったんです。
旅行中に喧嘩ってよくあると思うんですけど、本当に喧嘩すると観光が楽しくなくなるし、もったいないなあと感じました。当たり前だけど。
そういえば、公園周辺で私が泣きだした時、そんなのお構い無しに笑顔で「写真撮ってくれませんか?」とやって来たミャンマー人がいました。

状況見てよ〜。
笑って「ハイチーズ」なんて写真撮れる状況じゃないってば〜。夫が撮ってあげていたけど。今となっては笑い話ですが、ミャンマー人、空気読もうよ。笑
喧嘩をしていなければ行くはずだったスポットがもう2つあるので、そちらもご紹介。
ヤンゴンの観光スポット⑤シュエダゴン・パゴダ
前述のスーレー・パゴダよりも大きく、有名なのがこちらのシュエダゴン・パゴダ。歴史も古く、2600年前に建立されたそうです。
とにかく黄金でキラキラしているこのパゴダ、中には仏塔が並んでいて、仏教徒の方が祈りを捧げているそうです。
私は中に行くことはできませんでしたが、空港からシティへ行く道・シティからバスターミナルへ行く道で見ることができました。夜はライトアップされてとても綺麗です。
ミャンマーに来たら是非行くべきスポットだと思います。行かなかったけど。
ヤンゴンの観光スポット⑥ストランドホテルのアフタヌーンティー
ミャンマーでアフタヌーンティー?ちょっと違和感がありますが、私はこれに行きたかった!
ミャンマーはイギリス領土だった影響で、アフタヌーンティーが美味しいそうです。1番おすすめが、5つ星ホテル・ストランドのアフタヌーンティー。
きちんと3段のティーセットにお茶菓子やスコーンが並べられていて、味も◎。ウエスタンスタイルとビルマスタイルの両方から選べるそうです。日本だと5000円くらいとられそうなセットも、2000円しないでいただけるそう。
行きたかったな〜。ちょっとゆっくりしたい人におすすめです。
ヤンゴン市内観光は1日でできる!頑張れば半日でも
ということで、ヤンゴン市内は観光スポットが充実しています。さらに、大抵の場所がダウンタウンから近く、徒歩・もしくはタクシーやバスで行けるので、個人旅行でも大丈夫だと思います。
個人的には観光名所を巡るのに1日あれば十分だと感じました。むしろ頑張れば半日で行けそう。ミャンマーは他の都市も見所いっぱいなので、ヤンゴン観光は効率よくまわることをおすすめします!
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ヤンゴン観光スポットの地図
最後にヤンゴンの観光スポットを地図にしておきますね!
ヤンゴンは思っていたより都会で、観光地化されていました。ミャンマー各地へ行くにもヤンゴンが窓口になるので、ぜひヤンゴンで1日とって観光することをおすすめします。
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■ヤンゴンの他にわたしが行ったのは、バガンとインレー湖。実はこちらのほうが異国感があってわたしは好きです。ヤンゴンも楽しかったけど。


■都会レベルで言えば、ヤンゴンはラオスの首都・ビエンチャンよりも上でした。ミャンマーもラオスも発展途上国のイメージがあったので、びっくりしました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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