ホイアンで有名なのは、旧市街。でも、その他に観光スポットはないの?と思いませんか?
ホイアンから少し離れたダナンまで足を伸ばせばいろいろとあるみたいですが、ホイアン周りは何もない。でも、その「何もない」のがいいんです!

ちょっと旧市街を出ると、のどかなベトナムの農村風景が広がっています。

その農村を訪れてみるのが意外と楽しいです。
この記事では、わたしが参加した「ホイアンの農村に自転車で行く」ツアーについてご紹介します。
ホイアンの周りは農村!自転車で行くツアーに参加してみた
私のおすすめは、「農村に自転車で行っちゃおうツアー」(勝手に命名)。
その名の通り、ホイアン旧市街の周りの農村を自転車で回ってきたんです。これがなかなか楽しい!

のどかな田園風景〜。
ツアーの参加方法
この自転車ツアー(本当の名前は知らない)、ホイアンの旅行代理店では取り扱っていると思います。
私は、ホテルでお願いしました。

自転車はもちろんかごつき、変速つきのママチャリで安心です。
自転車+ガイド+ペットボトルの水つきで、値段は1人$10ちょいだったはず。半日なので、数日滞在の人でも参加できちゃいます。
自転車でホイアン郊外をまわるなら!私が行ったコース
「ツアー」と聞いていたので、何人か一緒だと思ったら私たちだけ。プライベートツアーでした。
まずは、ツアーガイドがホテルまでピックアップしに来てくれます。私のガイドは英語がとても上手な女の子。
彼女のアテンドでホイアンの旧市街を抜け出し、農村へと向かいます。
すると、そこはもうのどかな風景。
田んぼで農作業するおばちゃんとか、ジャックフルーツやバナナの木とか、コッコッ言っているにわとりとか。

ドリアンに見えるけどジャックフルーツ!私の顔の2倍くらいの大きさだった…。
その途中で、機織りや船、生春巻きの皮の工房を見学・体験させてもらったり、中国系の寺院を訪れたりします。
自転車で行くホイアン近郊ツアーが超楽しかった理由4つ
「なんだ、大したことなさそう…」と思う人も多いかもしれません。
確かに、ホイアン中心地と比べて地味〜な感じがするかも。でも私的にはとっても楽しかった!その理由は次の4つじゃないかなと思います。
①ローカルな工房を訪問できる
「工場」ではなく「工房」なのがポイント。家の一部を使用している場合が多く、家族経営で農業と兼業している人が多かったです。

機織りを機械ではなく人の手でおこなっているお家。い草の染色も手作業だそうです。
この機織りのお家では、私たちも体験させてもらったのですが、とにかく下手すぎて呆れられてしまいました。

わたしじゃなくて…。

わたしです。(ベトナム語で怒られた)
ベトナム語でまくしたてられて、熱血指導が始まることに。今となってはいい思い出です。
ホイアン自体は観光で潤っているけど、周りの農家の人たちの生活はまだまだつつましいもの。特にこの農村では雨季の水害がひどいらしく、1階の半分の高さまで浸水することがあるそうです。

家でとれたバナナをご馳走してくれた。
この家では、おばあちゃんとお母さんが機織りをしていましたが、おばあちゃんは半日くらい機織りをした後、ホイアンの市場へバインミーを売りに行くんだそうです。
バイクに乗って元気に去っていくおばあちゃんを見て、たくましいなあ…と感じたのでした。

これは米粉の皮を使ったスナック。生春巻きの皮みたいなのをパリパリに焼いて、中に焼いてない皮をサンドしています。
別に訪れた生春巻きの皮の工房では、家族4世代くらいが同居していました。
旅行に行くと、「観光地を訪れる」ことはできますが、「現地の人の生活を見る」というのは難しいもの。
でも、このツアーではローカルな光景を見ることができて、とても楽しかったです。
②日本の田んぼ風景よりものどかで癒される
「田んぼなんて日本でも見られるじゃん…」と思うことなかれ。
ベトナムの田んぼは日本よりものどかな気がします。その理由は「動物」!

牛の群れ。これは食用ではなく、子供を産む用の雌牛だそうです。
牛に水牛、あひるまで…いろいろな動物が、何食わぬ顔で歩いています。平和。
あと、基本は手作業みたいで、ベトナムの三角帽子をかぶったおばちゃんたちが農作業をしている光景もたくさんみかけました。

これもあひるかな。至るところでみかけました。
みんなスマホを持って、バイクを乗り回しているのに、農作業はまだまだ手作業。
いくらベトナムが発展しているとは言え、まだまだ昔ながらの農村というのを見ることができると思います。
③自転車の運転がしやすい
ホイアン市内も運転できるけど、車と横並びで走らなきゃいけないのでちょっと怖い。
でも農村部は車なんて全然走っていないので、自分のペースで自転車をこぐことができます。
写真を撮っては止まり、暑いからと言っては止まり。でもプライベートツアーだったので、誰も文句は言わない。
④ガイドとじっくり話ができる
休憩がてらガイドの女の子ともいろいろ話しました。
彼女も近くの農村出身で、5人兄弟の真ん中。上のお姉さんたちは下の兄弟たちを養うために、学校も途中までしか行かず、すぐに働きに出たそうです。
さらに、お父さんの両親はベトナム戦争で爆弾により亡くなっているのだとか。
それでも彼女は「ベトナム人はベトナム戦争でアメリカ軍に勝利したことを誇りに思っている」と話していました。
私たち「観光客」には絶対に理解できない感情なんだろうな、と思いつつ、それを「理解できない」で済ますのではなく、「共有する」ことが大切なのかなと思いました。
他にもいろいろなツアーが!旅行代理店を覗いてみるべし
他に私たちがおすすめされたのは、「ココナッツの殻みたいなボートに乗って、川をくだる」というツアー。笑

どうやらホイアンではメジャーなツアーみたいです。
他にも料理教室などいろいろなアクティビティがあるので、参加してみると楽しいかも。旧市街の町歩きも楽しいけれど、ホイアンに行ったら郊外に出かけてみるのがおすすめです!
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■ツアーガイドがよかったなあ!と思ったのは、このホイアンのツアーとカックー遺跡(ミャンマー)のツアー。交流する人によって、その土地の印象はぐんと変わりますよね。

■このガイドさんが教えてくれた、ホイアンのバインミーが激ウマでした!「世界一のバインミー」と呼ばれているらしいです。

■ホイアンの旧市街観光なら、アートギャラリーミュージアムが穴場でおすすめです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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